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 Anotherやまっつぁん小説へようこそ!!

 2011年01月10日22時53分22秒

 ここではやまっつぁんこと中3に毛が生えたくらいの高校1年生(の素人)が書いた小説を載せています。
 ここで今は5作連載しておりまして、どれもファンタジーチックなものです。

 キャラ紹介イラスト記事もあります。
 イラスト記事は イラスト紹介からどうぞ~。
(言っておきますがイラストの更新はかなり不定期です)

 そして小説近況報告ではイラストや小説の進み具合、その日の更新履歴などなど、ここに載せている小説関連の連絡をその日の最後に書いています。
 イラストなどいつの間にか更新していることがあるので、小説近況報告記事はこまめにチェック!
(ちなみにどの話も完結していません。だいたい現在進行形です)

 ↓の小説のタイトル部分をクリックすると案内画面に飛びます。
 そこにキャラ紹介ページなど、イラストを載せた記事のリンクも張ってあるので、気になる人はぜひ!

 RAINBOW STORY←もろファンタジーです。そして一番量が多いです。この話が一番重要かもしれません

 BLACKBIRD←ファンタジーです。普通の世界の人がいきなりファンタジーの世界に飛ばされるというありがちな展開からスタートします

 鬼畜と心配性とサポート役←学園ものにファンタジー要素を加えてみた話です。題名があれですが、気にしてはいけません。友達と合同で書いていたので一部文体が違っています

 Another fantasy←ファンタジーです。無性に新しい話が書きたくなって、書き始めたもの。目的とかは何もありません。気が向いたらどうぞ見てってくださいまし

 魔王討伐隊の記録←再び無性に新しい話が書きたくなってしまったため、また新しく始めました。いろいろ絡む予定

 ケイ君の魔法教室←Another fantasyの主人公ケイが、魔法について語ってくれる場所


 クイットちゃんの生き物講座←Another fantasyの登場キャラ、クイットが作中に登場する生き物についていろいろ解説してくれる場所

 りっくんのアイテムスクール←Another fantasyの登場キャラ、リクが作中に登場する道具類について解説してくれる場所

 そして上にもリンク張りましたが、もう一度。
 イラスト記事は↓から
 イラスト紹介

 そして友人の小説とRAINBOW STORYをコラボさせています!
 コラボ小説はこちら↓から!
 Aurora 小説ブログ

 そして↓はアンケートです。
 続きを読みたい小説のタイトルをクリックしてください。
 すると1票加算され、私のやる気と小説の進行スピードの向上につながります。
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 コメントするのが面倒な方、コメントはなんだか気が引けるなぁ、という方などなど、気軽にどしどし投票お願いします。

 どの物語の続きを読みたいですか?

 ・RAINBOW STORY

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小説近況報告 8・2

 久々の本編更新。
 本日の更新分は

・Another fantasy 160~168話更新!

 以上です。


 思った以上に小説ブログに投稿してませんでした。
 ざっと計算するとあと十数万文字くらいアナファンストックがあります。
 13万字くらいですかね。
 膨大です。

 でも、まだ投稿してない部分で、一部シーンを入れ替えたい所があるんですよ。
 魔力の数値を計るっていうシーンを書いたんですけど、数値化したところでどうなのよ、って感じなんですよね。
 別にそのあとその数値を活かせる気がしないっていうか。
 ともかく、マオ君にいろいろ関わるシーンに切り替えようと思ってます。
 そのシーンまでにはまだかかるのでまったり更新していこうと思ってます。

 次回予告としましては、クイットとビシウス、ケイの過去が明らかに?
 はたまた一行命の危機!的なことにも。
 まぁ命の危機は戦闘シーンになるたびに陥ってるんですけど。

 まま、それでは今日のところはこれくらいで~。
 また近々更新できたらいいなと思います。

Another fantasy - 168 -

「あ、ああぁあぁ!!」
 僕は情けない叫び声をあげた。
 手の上に乗っていた感触がなくなり、粉のような青い光は辺りに霧散していく。
 手のひらは青く煙り、僕は目をこすった。


 まだ、少し信じられなかったんだ。
 しかし、目をこすった後も景色は変わらなかった。
 けれど、変化が起こった。


 不意に手の上の青が渦を巻き、渦潮のようになったかと思えば、それが縦に延びた。
 何かが光の中から飛び出したのだ!
 まさかと思って僕は上を見上げた。
 青は尾を引いて飛び上がり、頭上で円を描く。
 そして、何か小さなものが急降下してきた!


 それは僕の目の前で急ブレーキをかけたように止まり、くるくると回転する。
 動く度に青く光る粉が舞った。
「よ、妖精?」
 僕は目を見開いた。


 どうみても妖精のようだった。
 精霊と似たような手のひらサイズで、羽が生えていたり、耳が長いところなんかはほとんど精霊とは変わらない見た目だ。
 なぜ僕がここで精霊ではなく妖精と呼んだのかというと、服が精霊のものとは一風変わっていたから。


 僕の目の前に現れた小さな人の服は、葉っぱ、ツタなど、自然をモチーフにしていたのだ。
 いつだったかにモンスターなど生き物について冒険者学校で勉強していたとき、本で妖精の絵を見たことがある。
 それに雰囲気がそっくりだった。


 女の子のような、顔、そして体つき。
 彼女は僕の持っていた宝玉の中にいた子だ!


「妖精!」
 クイットやひのたんもまた驚いて声を上げた。
「そんじょそこらの妖精じゃないですね。モンスター化したやつじゃないっす」
 クイットに続いてマオ君も言った。
 確かに野生化して、モンスターのようになった妖精は比較的よく見かける。
 しかし、そういった妖精は、敵意をむき出しにしていたり、意地悪そうな笑みを浮かべていたりと、かわいらしさはあまりない。


 それと違って僕らの前の彼女は服装も顔も大変かわいらしかった。
 僕がほほえましく見つめていると、彼女は少しもじもじとした後、口を開いた。
「ど、どもども、はじめまして~!」
 僕は数度瞬きを繰り返した。
 なんだかイメージと違う。


「いやはや、ようやく出てこれましたわ~。あんがとーございますー」
 肩の部分がふんわりと膨らみ、これまた柔らかく膨らんだスカート。
 所々花の飾りをつけていて、服の袖口なんかにはフリルもついている。
 見た目はかわいさ満点!
 しかし、しゃべってみれば、高い子供らしい声に似合わぬ口調・・・・・・。


「いやぁ、石の中は中でえかったんですけどもね。ひびが入っちゃ、たまったもんじゃないですよー。居心地悪いですし、なんか中途半端でしょー?」
 僕が呆然としている間にも彼女は勝手に話している。
 それを見てクイットは「おもしろーい」とか言って笑っていた。
 ひのたんもひのたんでおもしろそうにしている。


「なるほど、そういうことだったノ」
 そんなとき、下の方からノムの声がした。 
「きっとさっきの変な感じは魔法を覚えることはできなくても、なにかしら変化が起こるという意味だったノ」
 言われてみれば、妖精が現れるという変化はあったもの、魔法を覚えたような実感はない。


(ねぇ、バリア。僕特に魔法を覚えた感じじゃないよね)
 僕の内面の事情については、なぜか自分よりバリアの方がよく知っている。
(ん? あ、あぁ、そうね、そうね)
 バリアにしては歯切れの悪い返事。
 何か考えごとでもしていたんだろうか。


(いや、妖精っていうので何か頭に引っかかるものがあってさー)
 バリアは何か誤魔化しているような口調と笑い声をもらしながら言った。
 彼女の真意は見えない。
 いったいバリアは何を考えているんだろう?


「ともかくこれで、ちゃんと仕事できますわー。そんじゃちょっと野暮用があるんでこれで失礼しますー」 
 僕が首をひねっていると、妖精はさっと飛び上がり、僕の頭の周りをくるくる回って、青い粉をまき散らし、いつの間にか青に紛れて消えてしまった。

Another fantasy - 167 -

 おそるおそる、僕は右手を伸ばす。
 軽く指先を当て、続いて、手のひらを押しつけた。


 途端、上空からざわざわという大きな音がし、僕の手が触れた場所から淡い緑の光が木を覆った。
 上を見上げれば、木は緑一色だった。
 枝を、ツタや葉、そして、光が覆う。
 何が起こったのかわからず、戸惑った僕は木から手を離しそうになった。


「離しちゃだめなノ!」
 背後からノムの声が響く。
 僕は離しそうになっていた手をなんとかもう一度木に押しつけた。


 光は木全体を包み、ざわめいていた木が静まり返った。
 辺りは静かなまま、音も立てずに次なる変化が僕を襲った。
 緑の光が一瞬で集約され、僕の手のひらに集まったのだ。
 体に電流が流れたような衝撃があった。
 木の幹と僕の手の間で、わずかな緑がはじけ、僕はよろけて数歩後ろに下がった。


 尻餅をつかなかった分成長したかも、なんて思う僕がいたりして、まだ余裕はある。
「だいじょぶっすか?!」
「大丈夫?!」
 マオ君とクイットが駆け寄ってきて、同時に言った。


「う、うん」
 僕は今のところ体には何ともないので、小さくうなずき返す。
 けれど、変化はまだ終わっていなかった。
 僕の胸元が光ったのだ。


「あ?」
「え?」
「うん?」
「ほにゃ?」
 僕、クイット、マオ君、ひのたん、その他大勢、予想外の事態に驚く。
 原住民たちの様子を見るに、こんな事はやはり今までないようだ。
 まさか僕自身が光るとは。
 しかもさっきのような緑色の光ではなく、僕からでる光は青い。


「これは、セカイ様の光じゃないネ」
 ネムのつぶやきが聞こえた。
 この青い光。
 見覚えがあるのだが、いったい何だったか、どこで見たんだっけか。 
 少し間を空けて、僕はひらめいた。


 この光は船の上で見た。
 船に乗っていたとき、たしか、デーダと、デイネルさんと一緒に戦って怪我をしたときのことだ。
 僕はデーダに魔法をかけてもらって、敵の目をくらまし、休んでいたんだけど、そのとき変な夢のようなものを見た。
 悪夢だった。
 現実と夢の狭間のような空間と映像。
 僕は苦しんだ。
 そこを助けてくれたのがこの光。


 そして、この青は。
「宝玉だ!」


 今回の旅に出る直前。
 暴走したのか正気だったのか、はたまた別の事情があったのか、よくわからないが、そんなネアルによって、僕の宝物の宝玉はひびだらけにされてしまったんだ。
 この宝玉の中には小さな、背中に羽の生えた妖精のような生き物の姿があった。
 しかしひびでかすんでしまった宝玉は中心部が見えなくなり、宝玉の中の方が一体どうなってしまったのかわからなかったんだ。


 もしかしたら今の木からの衝撃で、僕の宝玉に何か変化があったのかもしれない。
 僕は大慌てで、胸につけていた鎧のひもをゆるめ、ローブの奥にしまっていた宝玉を取り出す。
 するとそれはまばゆい光に包まれていた。


「まぶしっ!」
 突然光の源を出してしまったため、準備のできていなかったクイットたちはあわてて目を覆った。
 僕は、鎧がずり落ちていくのも気にせず、宝玉を見つめる。
 一体これから何が起ころうと言うんだろう。
 まさか今さっきの衝撃がとどめになって、宝玉が砕けてしまうんじゃないだろうか。
 そう思った矢先。


 案の定、光とともに宝玉が砕け散った。

Another fantasy -166 -

「僕は?」
 腕組みをといて、ノムを見た。
 ノムは難しい表情をいくらかゆるめ、僕を見る。


「今までにない感じなノ。半々なノ」
「半々?」
 クイットが困ったような声を上げ、マオ君がすっと僕の横に飛んできた。
「どーいうこったよ?」


「それが、今までなら可か不可かはっきり感じ取れたノ。でも、この人ははっきりと感じ取れないノ。だめじゃないけど、よくもない感じ・・・・・・なノ」
 ノムがうつむくと、彼の後ろに待機していた原住民の二人が近寄ってきた。
「ともかく、やってみればいいんじゃないヌ?」
「そーネ。きっと大丈夫ネ。セカイ様に触ってみるネ」
 ノムの後ろの二人は口をそろえていった。


「セカイ様?」
 そこへ口を挟んだのはひのたんだ。
 そうだ、いま女の子らしい見た目の原住民、確かネムという名字の彼女は、セカイ様に触ってみろ、というようなこと言った。
 セカイ様というのは誰のことだろう。
 もしかして、この大木のことだろうか。


「セカイ様っていうのはネ。この木のことなのネ。ものすごい力を持った木なのネ」
 予想通りだった。
 しかし世界、という名前は少し大げさじゃないか?
「ずっと前からこう呼ばれているんだヌ。どうしてこう名付けられたのか詳しいことはもうわからないんだヌ」
 ネムの横に立つ、ふくよかな体型の原住民、ヌムはいった。


「で、魔法を教えてもらうには?」
 クイットがそわそわしながら聞いた。
 そうだ、結局魔法はどうやって教えてもらうんだろう?
「大体察しはついていると思うけどナ。セカイ様に触るだけなんだナ」
 比較的標準的な体型のナムはぽてぽてと歩き、僕らを取り囲むようにして見守っていた、ほかの人々を左右に避けさせた。


 巨木への道が開く。
 数歩進めば、すぐそこに木の幹がある。
「触れられるのは一人ずつだニ。どっちが先に行くニ?」
 僕とクイットの間に立って、ニムが言う。
 僕は彼女と顔を見合わせた。


 僕はよくわからないことを言われた手前、触りづらいが、クイットもクイットで不安げな顔をしている。
 そんな僕の顔の前に黒と赤が飛び込んだ。
「そら、師匠が先っしょ! 何が起こるか見も・・・・・・えへん! 楽しみっすね!」
 思い切り見物、といいかけたな、マオ君よ。


「人事だと思って!」
 クイットが少し怒ったが、マオ君の意見に賛同するのがもう一人。
(そーよ、あんた先にいきなさいよ! 不安なものはさっさと取り除いた方が絶対いいって! 特にあんたの場合!)
 バリアまでそんなことを言う。
 そこまで言われて、ぐずぐず言うのもな。
 これでも、騎士を目指す、いや、目指そうとしている身だ。
 ちょっと、いや、ちょっとどころじゃなく僕は情けない奴だけど、ここは先に行かせてもらおう。


「僕が先に触るよ」
 クイットを見ると、彼女は黙ってうなずいた。
 僕は前を向き、がんばってくださーい、というマオ君のどこかはしゃいだ言葉を背中に受けて、幹の前に立った。
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