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鬼畜と心配性とサポート役 第3章 7話

「ほぉ?、お前が副会長ねぇ。」
 おっさんはひげの生えたあごをなでながらいった。
 あの後帝と白は突然現れたおっさん「岩陰 竜海(イワカゲ タツミ)」の能力によって石化されてしまった。


 といっても帝はそれをすぐに自力で解いたのだが。
 そしてそんな帝を見ておっさんはガハガハと笑いながら


「おぉ、お前すごいな!俺の力を自力で解いたのはお前が始めてだ!気に入った。学校の生徒と一度ゆっくり話してーと思ってたんだ。ほれ、立ち話もなんだから、店に入れよ、コーヒー飲んでいきな。ま、有料でだけどな!」
 とまたガハガハ笑った。


「や、有料かよ!」
 と帝はしっかり突っ込みを入れた後
「・・・で、あの固まってるヤツはどうすれば・・・?」
 後ろを振り返った。


 そこにはものの見事に石にされている白の姿が。


「あ?、あいつはうるさそうだからな。店に入れといてやるけど話が終わるまではあのままでいてもらおうかな。」
 というような感じで半ば無理やり店に入れられた帝は仕方なく学校や生徒会について話したのだった。


 そのおっさんの店というのは見た感じはちょっと古い食堂。
 まぁ、おっさんはレストランだと言い張っているのだが。
 そして帝の目の前に出されたコーヒーからは香ばしいに匂いが漂っている。


「・・・有料・・・。」
 帝は目線をコーヒーに突き刺したままボソッと呟いた。
 いろいろと話しのどが渇いたなぁ、と思い出したところに神業のようなタイミングで出されたこのコーヒー。
 飲んでしまいたいところだが、有料というのがどうも引っかかる帝である。


「ん?飲まないのか?レストラン「でりしゃす」特性コーヒー一杯50円。」
「安っ!」
「そりゃおめー、コーヒーなんて水と豆だぞ?そんなんで100円200円取れるか。うちは良心的なお値段のレストランなんだぞー!」


 コーヒーってそんなもんなのか?と熱く語るおっさんに苦笑いをしながらも、
「ん?、ま、その値段ならもらおうか。」
 50円の激安コーヒー、口には合わないかもしれないがのどの渇きを癒すには十分だろう、と思いながらコーヒーを口に含んだ帝。


「お・・・意外と・・・。」
 帝の表情が少し和んだ。
 50円の割りにおいしい。
 


 ・・・でも豆と水で作るってのはどうなんだ?
 まさか1から作ってるのか?
 


 帝の脳内におっさんに対するさまざまな疑問が沸き起こってくる。
 が、おっさんは帝の様子を面白そうに眺めているだけで何も言わない。
 


 帝は痺れを切らし先に口を開いた。

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