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RAINBOW STORY - 66 Barron Raburu -

「余計なことに首突っ込むなって何回言ったら気が済むの!!」
「すぐ突っ走りやがって!」
「近くに兵士さんがいたからよかったけどあのままだったらアンタどうなってたことか!」
「お前はなんともなくてもだな、お前が暴れたとばっちりが来るのはこっちなんだからな!!」
 リリスとブラストが交互に、息ぴったりにマシンガンの如く説教を開始する。


 うぇぇ、勘弁してくれ。
 口を挟む隙もない……。


 そんなリリスとブラストの後ろでは、ブランがさっきの兵士のうちの一人に話を聞いているのが見えた。
「さっきの二人組は……?」


「あぁ、あいつらは海賊だよ。いつもあと少しのところで逃げられててね。最近海の方で見かけないと思ってたらこんな所にいたのか。まさか町にいるとは思ってなかったから迂闊だったよ。それじゃ、協力ありがとうね」
 兵士はそう言うとブランの元から去っていった。


 なるほどアイツ海賊だったのか……。
「話聞いてんのかフレア!」
「話聞いてんのフレア!」
 うげ、まだ説教は続いてんのか!


「そもそもお前はだな……」
 ブラストがいつもの長い説教の出だし文句を言った時だった。


「あの~」
 俺の後ろから不意に声がした。
 ブラストの声が一旦止まり、俺も思わず振り返る。


「あの、さっきは助けていただき、ありがとうございました。僕は“バロン・ラーブル”といいます」
 俺の後ろにいたのはさっき海賊二人組に絡まれていた青年だった。


 黒いコートに身を包んだ彼は意外と背が高く、年は俺より少し年下くらいだろうか。

 コートにはダイヤやスペードといったトランプのマークのような模様が入っている。
 黒髪黒目で、黒ずくめだが、服の模様の一部やコートの中の服は赤く、少し目立つ格好だ。


「ぜひ、お礼をさせてください! ここではなんですので、僕の船へ……」
「船?!」
 彼の言葉に俺達は一斉に声を上げた。

>67話へ
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