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Another fantasy ?8?

 どれくらい経っただろう、急に道が開け広い場所に出た。
「たぶんここが一番奥だ。道が広げられてなかったらの話だけどな。」
 今までまっすぐ歩いてきたけど、奥に行けば行くほど横穴の数は増えていった。
 一部道が無理やり広げられたようなところもあったし、無理やり削られたような壁もいたるところにある。

 やはりここには大きな何かがいる。


「確かここは、前きたときは広いホールみたいになってた。そんでここに一番たくさんきのことか薬草が生えてるんだ。」
「でも確か道中にもきのこ生えてたはずだろ?それが一つもなかったな・・・。」
 クイットの言葉にリクが首をかしげた。


「とりあえずこの部屋調べようぜ。ケイ、お前この部屋全体明るくできるか?」
「うん。たぶん、できる。」
 僕は手を合わせ、さっきよりゆっくり、大きく腕を広げた。
 するとまばゆい光を放つ大きな球ができあがる。
 そして僕はそれを天井のほうへと上昇させていった。
 徐々に部屋の全貌が明らかに・・・。


 そして僕らはまた目を見張った。
 その広い部屋には先ほどまでのような人の手である程度整えられた道はなく、代わりにおびただしい数の穴が壁一面に開いている。


 僕らはきょろきょろと辺りを見回しながら部屋の真ん中辺りまで行ってみた。
 振り返ると僕らがやってきた道の上の壁にも穴が大量にできている。
「うげぇ、なんか妙にきもちわりぃ光景だな。」
「ほんと、なんか出てきそう。」
 リクやクイットの言葉に僕は大いにうなずいた。


 さっき一回カサカサ音を聞いただけでさっきからは何も音がしない。
 それに生き物を何も見かけなかった。
 モンスターの1匹くらいは現れるだろうと思っていたのに。
 何かずっと見張られているような気がして、僕の背中を気持ちの悪い汗が伝った。


「ん・・・なんか音がしないか?」
 リクが目を閉じ耳を澄ました。
 僕もそうしてみる。


 カサカサカサカサ・・・・


 聞こえてきたのは例の音だった。
 そしてその音はどんどんと大きさをましていく。
 僕らは思わず身を寄せ合った。
 何か大量のものがこちらに近づいてきている。


 僕は特に害のない妖精みたいなやつがひょっこり出てくるんだったらいいんだけど、と突拍子のないことを考えて首を振った。
 だって妖精はカサカサなんていわないもの。


 そうそれはまるで台所なんかに出現する茶色くってテカテカした虫を彷彿とさせるような・・・。
 そして目線を上の方に開いた穴に向け、僕は息が止まった。


 上を向いたまま固まっている僕を不審に思ったのかリクが素早く上を向き、見えたものを認識した途端、まだつぶったままだったクイットの目を手で押さえた。
「ふぇ?!」
 いきなり当てられた手に驚きクイットがすこし大きな声を上げる。


 そして次の瞬間一体しかいなかったそいつがクイットの声を聞いたからか身の毛もよだつような声を上げた。
 その後僕が見たのは地獄のような光景。


 そう、巨大なあのアレ(名前の方は自主規制)が大量に穴から現れたのである。

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