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Another fantasy ? 14 ?

「ちょ、ちょっと、リク!ブレイズって誰さ?」
 いきなり2階へと引っ張っていかれた僕だったけど、さすがにずっと黙ってるわけにもいかない。
「ん?ブレイズってのはな、俺たち冒険者グループの仲間!ま、あって話せばすぐ仲良くなれると思うぜ?」
 
ようやく肩に回していた手は解かれたけど、今度は腕をつかまれ、僕は相変わらずリクに引っ張られ続けた。
 


 似たようなドアが続く廊下を通り、とある一室の前で止まる。
 そしてリクがこんこんと軽くドアをノックした。
「お?い、ブレイズ、俺・・・」
 とまだ言葉を言い終わらない内に扉が勢いよく開いた。
 


 そして現れたのはまたもヴィクマー族。
 まぁ名前から察せられるとおり今度は男だったんだけど。
 


 ぼさぼさの黒髪の間には茶色の毛の小さな耳。
 キトンと同じく目は金色で瞳孔は縦。
 黄色い少し変わった服を着て肩や腰に赤い帯のようなものを巻いている。
 手や足の先も耳と同じ茶色の毛で覆われ、彼にも尻尾は生えていた。
 けど彼の尻尾はキトンと違ってかなりふさふさしており、触るとなんとも気持ちよさそう。


「リク!!ひっさしぶりだなぁ!!ん?そっちは?」
「こいつはケイっつーんだ、最近入った新入り!」
「どうも、ケイオス・ニル・ウェグナといいます。ケイと呼んでください。」
「ん!ケイな!俺はブレイズ・バルフ!ま、立ち話もなんだし、中入んな!」
 と終止にかにかとブレイズは話し、僕らはブレイズの部屋へと入った。


 部屋は僕の部屋とほとんど変わらないつくりで家具も少なく、とても質素だ。
 まぁ冒険者は冒険が仕事なんだから自分の部屋なんてあってもないようなものだから、家具がないのも当然かな。
 


 でも僕の部屋と違うところが一点だけあった。
 それは壁に貼られたポスターだ。
 


 そこにはマグマが煮えたぎる中羽を広げ、悠々と飛んでいる赤いドラゴンのイラストが描かれている。
 僕がそれに見入っているとブレイズがそのイラストについて教えてくれた。


そいつはマグナリアスって呼ばれる伝説のドラゴンだ。俺の夢はそいつに出会うこと、まぁいまこの世にいるかどうかもわからないようなやつだけどな。」
 それを聞いて僕はふんふんとうなずいた。


 確かにドラゴンという生き物には冒険者であれば一度は会ってみたいと夢見るものだ。
 まぁ、なかなか会えるものじゃないし、会えたにしても相手が悪ければおうちに帰れなくなる。
 会ってみたいけど、会いたくない、そんな感じだ。


 僕的には確かに冒険を始めたころ、ドラゴンに会えるものなら会いたいと思っていたが、聞くのは嫌なうわさばかりで、会いたいという気は当に失せていた。


 ブレイズはポスターを見つめたままの僕の横にどっかと腰を下ろし、まぁ座れよ、と一声かけてくれる。
 僕はとりあえずポスターから目線を話しブレイズの横に腰掛けた。


「んで、リク、まず何から話そうか?」
「じゃぁ、まず今回の仕事のことを簡単に聞かせてくれよ。」


 リクもブレイズの前にどっかと腰掛け、僕は自動的にブレイズの話を聞けることとなった。
 僕はここにいる必要がないように感じてけど、さっきの女の子連中の中にいるのも気が引けるし、部屋に一人こもるのもアレだから、まぁいいか。

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