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Another fantasy ? 25 ?

「ハァ?」
 僕が言った僕の中に天使と悪魔がいる発言に返ってきたのはそんな声と間の抜けた表情。


「あの彫像の中に天使と悪魔が封印されてて、それが今僕の中にいるんだよ。」
 僕は一生懸命話したけど、今度は全員かわいそうな人を見るような目で僕を見た。


「もしかしたら、ケイのやつなんか魔法でもかけられたんじゃないか?」
「うん、いたずらでもされたんじゃない?人を惑わす魔法って簡単なものは大体どんな人でも使えるし・・・。」
 ブレイズとキトンが顔を見合わせる。


「私、惑わしの術を解く魔法使えますから解いて差し上げましょうか?」
 フローラまでそんなことを言い始めた。
 
う、やっぱりだれも信じてくれない・・・。


 そんな折
(ほら、あんた!こういうときこそ、召還よ!)
「召還?」
 僕はポツリとつぶやいた。
 彼らを呼び出すってこと?


(私たちの体を呼び出すのは重労働だけど、私たちの魂を一時的に何かに乗り移らせるか、魔力で簡易的な体を作ってもらえたら、私たち外に出れるから、私が直接説明する。あんた説明へたそうだもん。)
(何か手近かなところに使えそうな体ありますぅ?)
 天使の言葉にムカッとしつつも、本人たちを呼び出せるならそれほどいいことはない。
 百聞は一見にしかずだ。


(体は見当たらないけど、魔力でも代用できるんだよね?)
(うん、そうだよぉ。)
(そんじゃ魔力のほうでお願いするよ、どうすればいい?)
(光球を作るときみたいに手を合わせて、そこに魔力をためてくれればいい。そしたら私たち勝手に外に出るから。あ、でも魔力はかなり多めにお願いね、話し長くなりそうだし。)
(わかった。)
 僕はこくりとうなずいた。


 また一人黙り込んでしまった僕を怪訝そうに見ていたみんなに
「今から証拠を見せるから見ててよ。」
 と告げ、僕は立ち上がった。


 そして両手に魔力をこめる。
 とりあえず自分の体にダメージがいかない程度、ありったけの魔力をこめて・・・。


 合わせていた手がゆっくりと離れ始める。
 魔力がたまってきた証拠だ。


 そして手の中から風が沸き起こり、魔力の球が形成されていく。
 球は淡く輝き、それは風船くらいの大きさに膨らんだ。
 これだけの大きさになるとそろそろ体に疲れが出てくる。


 魔力の球にはありったけの力が凝縮されているから、この魔力の球で魔法を発動させたら家一つ吹き飛ばすくらいは簡単にできるだろう。
 が、まだまだぁ・・・!


 天使と悪魔って言うくらいだ、かなり大量の魔力が必要なはず。
 僕はもう少しがんばった。


 そろそろ出てくるんじゃないか?
 そう思ったとき魔力の球がふっと僕の体から離れた。

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