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RAINBOW STORY - 88 This adventures. -

 突然の事態に避けきれず、様子を見ていたフレアにその肉球が命中!
「ふぇ……ふぇ……ぶぇーっくしょん!!」と、突然フレアがくしゃみを連発し始めた!


「ふぇ……てめ……へっくしょん! へ……な……何……ぶえっくし!! ……ブラス……ふぁっくしん!!」
 どうやらあの肉球マークはくしゃみを止まらなくさせる恐ろしい力を持っていたようだ。
「……しょーもねぇ魔法だな」
「しょ、しょーもないって、ふえっ……何だ! ……ぶえっくしょん!!」
「ま、そのうち止まるだろ」
 非情!
 ブラストさん!


 リリスが心配そうな顔をして背中をさすってあげているけど、しばらくは止まりそうにない。
 でも、呼吸困難になりそうとか特に危険じゃなさそうだから、まぁ、たぶん……大丈夫でしょ。


「んじゃ、次はこっちを使うか」
 今度はちゃんとプレートの方を向いて、ブラストさんがさっきとは別の指輪についていた宝石の部分を押すと、防犯用のアラームみたいな音を立てて指輪の宝石部分からから黄色っぽく、細い光線が発射された!
「これか?!」


 しばらくすると光線は止まり、代わりに盛大な音を上げながら地面が揺れ始める。
 道路工事の音を何倍も大きくしたかのような音がしばらく続き、ようやく納まったという頃に私達は全員地面にへたりこんでしまっていた。


                               :


 急な地面の揺れはしばらく続いたが、最後一際大きな揺れと音を引き起こした後に止まった。


「お、終わったか?」
 ブラストが辺りの様子を伺いながらゆっくりと立ち上がる。
 どうやらさっきのものすごい揺れは収まったようだ。
 ついでに俺のくしゃみも。


「とりあえず、引き返してみない? きっと何か仕掛けが発動したんだよ!」
 アイルが少し興奮気味に話しつつ、急かすように足踏みしている。
 さっき大きな穴を渡ってきた先は暗く見えない。
 穴の周辺は少し光るコケの量が少ないみたいだ。


「わかった! そんじゃ戻ろう!」
 俺はアイルと一緒に駆け出す。
「おい! 二人とも、勝手に行くなよ!」
 ブラストの怒鳴り声がしたが、そんなもんで止まってられるか!
 こういう仕掛けを解きつつ先に進む、これぞ冒険ってもんだ!


「……どぉわあぁぁ!!」
 今きた道を戻ってきた先には、なんと巨大な階段が出現していた。
 さっきの巨大な穴の中に伸びる階段。
 さっきの揺れと音はこの階段が出てきていた音みたいだ!


 だが、階段は今立っている側ではなく、向かい側から降りていくように伸びている。
 つまり、もう一度向かい側まで渡らないといけない。


「これは……すばらしい! ねこボンの技術はここまで進んでいるのですか! これは大発見ですよ!」
 階段が出現しているのを見て、ブランが早速うだうだと何やら語り始める。


「とにもかくにも先に進むにはもう一度この穴を越えないといけないようだな。レイさん、もう一度、さっきの魔法を」
 ブランの呟きは完璧に無視し、ブラストはレイさんの方を向いた。
 ブランはそんなブラストの態度を大して気にする風もなく、ノートを取り出し、何やら一生懸命書いている。


「分かった……。それじゃぁ……みんな……さっきみたいに……集まって……」
 ブラストとレイさんの間ではどうやら会話が成立したようで、レイさんは再び何やら呟き始めた。
 俺達は一箇所に集まり、ブランもノートを服の中にしまうと慌てて近くに寄って来る。


 そして、俺達は先ほどと同じように、反対側に渡り、そして、早速階段を下り始めたんだ。


>89話へ
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