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Another fantasy ? 41 ?

 それで、今この話をしてくれたのが主人格とも言うべきネアル。
 


 2番目に現れた妙に女っぽいネアルは、ネアル本人の明るさや楽しいところ、商売についてや親しみやすそうに振舞う感情などから生まれたそうで、なぜか女っぽくなったらしい。
 その女っぽい彼が“私”。
 普段は店番をやっているんだとか。
 
そして今”私”が2階にいたのは3番目の彼と話があったかららしい。
 


 で、その3人目の彼はネアルの真面目さとちょっと陰気な感じ、それからおとなしさから誕生したそうだ。
 普段は2階の特別室で、町の人たちの家系や血筋を調べ、そこから魔法使いの資質があるものを探したり、ほかにもさまざまな道具を使っていろんな情報を集めているとのこと。
 調べごとに使う道具についても少し話してくれたけど、僕に理解できる話ではなかったので、メモは取らなかった。
 


 で、主人格に残ったのが、ネアルの変なところ。
 つまり変な笑いを連発するところか若干嫌味な性格とか。
 後は膨大な(変な)知識。
 


 彼によるとその知識のおかげで一応平静を保てているらしい。
 彼の明るさや、限りなくないに等しいけれど人付き合いのよさや、真面目さなんかは全部分身のほうに移してしまったから、よりおかしな状態になっているんだとか。


「だからさぁ、くっくく・・・、ケイさ、だれかうちでも働けるような、ふふっ、人を紹介してくれ?っへっへっへ。」
 最終的にネアルから出たのがこれだった。


 いや、最初からうすうす何か面倒なことに巻き込まれるんじゃないかとは思ってたよ?
 でもさ、それは無理な相談だ。
 モンスター並み・・・いや、モンスターよりたちの悪いネアルと毎日顔を合わせて、同じ店で働くんだよ?
 僕だったら絶対やだ。


「くくっ、ケイさ・・・。そんな嫌そうな顔するなよ。お前がここで働くわけじゃないんだからな、ははは。大体今は不況真っ只中だべ??仕事ならなんにでも食いつくよーなのがそのへんゴロゴロしてら?はっはっは?。」
 その笑いを聞いてるとどんな人もすぐに逃げ出すと思う。



「あんな、俺のこの笑いはぁ?、分裂してるからここまでひどいものであってぇ?、普通はぁ?、もそっとましだぁ?っはっはっは!」
「もそっとかい!」
 これとほとんど変わらないんじゃねぇ? 働きたいなんてねぇ?誰も思わなくない?



「ちゃんと礼もやるから?。そうだ、どっかから雇ってきてくれてもいいぞ?、へっへっへ。おい、“私”!ちょっといくらか前金用意してくれ?。」
「ちょ、ちょっと待って!紹介しろなんていわれても無理だ!だって・・・」


 僕がネアルに向かって反論を開始しようとしたとき急に肩に手が置かれた。

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