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Another fantasy ? 45 ?

 なんとなくネアルのいいことは僕にとって悪いことのようないがしたけど、余計なことを言ってへそを曲げられてしまっては面倒だ。
 ここは相槌を適当に打ちつつ話を聞こう。


「ケイ、この店の名前覚えてる?」
「え?う?んと・・・たしか「黒装束のたまり場」じゃなかったっけ?」


「あ?惜しいな。へっへっへ、正解は「創作魔法ショップ 黒装束のたまり場」、だ。」
「・・・ふん。」
 そんなの正解にしてくれたっていいじゃないか。
 ほぼ合ってるし。


 というより、創作魔法ショップなんて聞いたことないな。
「ねぇ、その創作魔法ショップっていうのどういう意味さ。」
「え?知らないの?ぷぷっ、おっくれてるぅ?。」
「帰っていいデスカ。」
「まぁ、待て。」
 腹が立ったのでこれを機に帰ろうとしたけれど、あっさりがっちり肩をつかまれた。
 う?ん、逃げらない。


「あのな、創作魔法ショップっていうのは、その店オリジナルの魔法を取り扱う店のことだ。」
「へぇ?、なるほど。」


 大体の魔法使いは広く使われている魔法から覚えていく。
 たとえばファイアーボールなんていう火の玉をぶつける魔法なんて世界中で知らない人はいないくらい知れ渡っている基本的な魔法の一つ。
 そして、最初のうちはそのファイアーボールとかの基本的な魔法を一通り覚えて、どんどんその覚えた魔法の威力を高めたり短いあいだに連続で発動できるように自分の魔力を鍛える。
 こうして世の中にある魔法を身につけて強化していくのが普通の魔法使いの成長だ。


 しかし中には基本的な魔法を組み合わせて一つの強力な魔法に変えたり、逆に一つの魔法を分解して、新たな魔法生み出すなんていう魔法使いもいる。
 そして世で大魔法使いと呼ばれる人は今までにないまったく新しい強力な魔法を生み出したりなんかしているんだ。


 要するに本当に偉大な魔法使いというのは自分で新たな魔法を生み出すことにある。


「最近はな、自分で新たな魔法を生み出すのが魔法使いの目指すべき目標だ。いまどき古臭い魔法を強化していくだけなんて古い。今は自分で作る時代だ。そして新たに誕生した魔法を極めるべきだ!そうは思わないか!!」
「は・・・はぁ。」
 またネアルのやつ急に流暢な話し方になったぞ。
 僕はその迫力に押され、微妙な返事しか返せないけど。
 でもこれはきっと素でこんな感じなんだな。
 別に僕にとって変なことはないし。


「で、俺は魔法の捜索を開始したわけだ。新たな魔法の誕生の足がかりになるようなすごいやつのな。そしていまでは俺はどんどん新たな魔法を生み出している。そうだ、ケイも魔法作りやってみたらどうだ?使えるのが基本的な魔法だけでも組み合わせや、魔力の込め方、詠唱しだいで魔法はどんどんバケるぞ!!」
「ふ、ふぅん。じゃぁ、時間があるときにね・・・。」
「おぉ、そうしな!」
 


 どうやらネアルは興奮すると話し方が流暢になるらしい。
 まったく、本当によくわからないやつ。

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