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Another fantasy ? 46 ?

「で、いいことってなんなのさ?」
 まぁ、創作魔法の話がここで出たんだから、魔法関連のことだとは思うけどさ。


「あぁ、それそれ。へへへ、ケイには特別にタダで、ここだけのオリジナル魔法を教えてやろう!」
 ネアルはタダのところを妙に強調して言った。

 それにしてもここだけのオリジナル魔法?
 ということはネアルが作った魔法ってことになる。
 そ、それって大丈夫なのか?

「じゃぁ、今から言う3つの中から選べよ?まず、攻撃魔法。」
 それはとっても危なそうだ。
 できればそれは御免蒙りたい。

「次に補助魔法。」
 誰かを呪うとかそんなのが出てきそうな気がする。
 これも遠慮したいな。

「最後に実用的魔法。」
 それは良さそう・・・って聞いたことないぞ、そんな魔法の系統。
 魔法っていうのは大体実用的でしょ?
 でもまぁ、それが一番危険が少なそう。


「じゃぁ、最後の実用的魔法で。」
 僕がおずおずと言うと、ネアルはやっぱりな、とでもいうようににやりと笑うと、なにやらぶつぶつつぶやき始めた。
 もしかして、魔法の詠唱?
 また何かやらかすのか?


 が、僕がそんなことを考えているあいだに詠唱は終了していたようで、ネアルはゆっくりと腰を下ろし始めた。
 床に座るのか?と思ったのもつかの間、ネアルの動きは途中で止まる。
 ネアルの状態はいわゆる空気いすに座っている状態。
 いや、空気いすはいすがないんだから座っているとはいえないか。


 でもネアルったらものすごく余裕のある表情を浮かべてるぞ。
 まるで本当にそこに見えないいすがあるような。
 そう考えつつ僕が怪訝そうな顔をしてネアルを見ていると、彼はまたケケケ、と笑った。
 ・・・とっても嫌味だ。


「どうやらその顔を見るに、俺がふざけてると思ってるんだな?へへへ、ふざけてなんかねーよっと。」
 ネアルはそう言うが早いか足を地面から離した。
 するとおっかなびっくりネアルは宙に浮いたままじゃないか。
 じゃぁ、さっきなにやらつぶやいていたのは今ネアルが使っている魔法の詠唱だったわけだ。


 でも一体ネアルはどんな魔法を使っているんだろう?
 空中浮遊の魔法かな?
 でもそれじゃすでに存在してるからオリジナルとは言えないし。


「ま、ケイも座りたまえよ、ほら後ろに俺と同じの用意してあるから、へへっ。」
 ネアルはニヤニヤ笑いを浮かべたまま僕の後ろを指差す。
 僕は早く本題に入りたいながらも、ここは従うほかない。


 渋々後ろを振り返ってみた。
「・・・何もないじゃないか。」
 後ろを振り返ったところで部屋の出口があるだけだ。
 特に変わったものはない。


「もっと下だ、下。足の付け根あたりの高さ!」
 と、後ろからネアルの声。
 僕は言われたとおり視線を下にずらす。


 すると、なにやら床がゆがんで見えるところがあった。
 なんというか透明の何かが浮かんでいるような。
 僕は後ろを気にしながら恐る恐るその透明な何かに手を伸ばす。


「な・・・にこれ?」





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