スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

RAINBOW STORY - 2 Tragedy that attacks village -

 そうそう。
 何で俺は人の家で寝ていたのかというと、俺達の住んでいた村が全て燃えてしまったからだ。
 何者かの手によって!


 3日ほど前、オレとこの家の持ち主ブラスト、それからリリスとフラウっていう女友達二人と一緒に、夏の収穫祭の準備をするために、村から少し離れた山へ、山菜や木の実、薪を取ったり、動物を狩ったりしに行ったんだ。


 作業に夢中で時間が経つのを忘れてしまい、気が付いたら日が暮れかかっている。
 慌てて山を降りている途中、ふと村の方角を見ると、真っ赤な光が見えた。
 村が燃えていたんだ。


 急いで村に帰ってきた時、既に建物も収穫物も全て燃えてなくなっていた。
 人の死体とか遺品とかそういうものすら何一つとして残っていない。
 俺たちは村の中で呆然と立ち尽くした。


 だけど、よく考えてみたら、死体が一つも落ちていないのはおかしいし、盗賊とかに襲われて、誰か殺されたとしても、わざわざ死体を隠したり、埋めたりするなんて考えにくい。
 いくら俺達が長い間山で収穫作業なんかをやっていたとはいえ、数時間だ。
 その間に村の人たちの持っていたもの全てが消えてなくなるほどの火事だったとは考えにくかった。
 ……ということは、みんなどこかに非難して生きているはずだ!


 もしかしたら何者かに誘拐されてしまったのかもしれないが、それでも生きていてくれるんだったらずっといい。
 どこかへ非難したのなら村に帰ってくるはずだから、二日ほど村の近く、森の中にあるブラストの家で、様子を見ていたんだけど、誰かが帰ってくる様子はなかった。


 そろそろ食料も少なくなってきたし、誘拐されていたとしたら、みんなの身が危ない。
 そんなわけで、これから俺達はみんなを探す旅に出ることになったんだ


「……しまった! 寝坊だ!」
 そして、俺はようやく重大なことに気づいた。
 今日はこの地を離れ、旅に出ると決めた日だから、早く起きないといけなかったってのに!
 すっかり寝坊しちまったみたいだ。


 それにしても小さかった頃の夢を見るなんて久しぶりだな。
 結局、あの後母さんに会うことはなかった。
 一体母さんは今どこでどうしているのやら……。


 まぁそんなこと、今はいいか。
 早くしねーとっ!

>3話へ
スポンサーサイト

コメントの投稿

非公開コメント

プロフィール

yamattulann

Author:yamattulann
FC2ブログへようこそ!

最新記事
最新コメント
最新トラックバック
月別アーカイブ
カテゴリ
検索フォーム
RSSリンクの表示
リンク
ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

QRコード
QR
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。