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RAINBOW STORY ? 134 The next destination

「えっとな、うちらの集落は山奥にあるんよ。なかなか人目につかんところにあるし、うちよりずっとずっと強いんがぎょーさんおるから、ちょっとやそっとのことやったらなんともないで」
 きっと、みんな無事や、とランは言った。


 表情も昨日ぽよから話を聞いた後とはうって変わって、元気そうだ。
 俺たちはそんなランの言葉を信じることにした。


「ま、とにかく、最初は乗り物の調達やな」
「あぁ、まず今日はリ・エルダムを目指すぞ」
 ブラストが地図を広げて言った。


 乗り物の調達は昨日、首都でする予定だったんだが、そこをランが止めた。 
 ランが言うには首都のものはすべて値段が高いそうだ。
 質もいいし種類も豊富だけど、その分値段がかさむ、と。


 その点今から向かう、リ・エルダムという街は様々なモンスターが販売されており、首都よりも種類が豊富。
 質など善し悪しは自分で見極める必要があるらしいけど、値段に関しては首都と比べて半分以下なんてところもあるとか。


「その街はどれくらいでつくんだ?」
「そうだな、今日の夕方くらいか」
 そうか

、結構遠いみたいだな。
 たぶん今日はそのリ・エルダムという街に泊まるんだろう。


 今首都アイルースを出て、数時間。
 街の外半分を覆うように広がっていた森を抜けたところだ。


 森を抜けた先には街道が伸びていて、道をはずれたところには所々崖のような段差がある。
 左右遠く離れたところには森の木々が見え、石畳の横には柔らかそうな芝生。
 上を見上げると青い空に雲がふかふかと流れていくのが見えた。
 平和だ。


 村で暮らしていたときのことを思い出す。
 ただ、今村のことを話題にするわけにはいかない。
 村のことを思い出すとそれと同時に魔王達のことも思い出してしまう。


 今は魔王達や戦うことは忘れて目的地を目指そう。
 できるだけ旅を楽しむようにしよう。
 ここは特に障害物もなく見晴らしがいいから、モンスターもなかなか襲ってこないだろうし。
 さっきの森の中だって何度か冒険者らしき人とすれ違ったりして人通りが多く、今俺たちが通っている道も時折冒険者達や馬車が通り過ぎていった。
 しばらくはこんな風に平和に旅ができるだろう。


 あのアイルースへ行く前にと置ったクラディーモ平原のような厄介なモンスターもここには出てこないみたいだ。
 昨日はずっと眉間にしわを寄せていたブラストも平和な風景に表情がゆるんでるし。


 昨日ブラストが話していたことによると確か、この平原をしばらく行くと、川に突き当たって、そこで川に沿って東に進むとまた森に入るとか。
 それで森の中心部、一部森を切り開いたところにそのリ・エルダムという街はあるらしい。
 表面上はあまり大きな街ではないけど、地下にも街は広がっていて、地下も会わせると結構広い街だそうだ。


 地上には普通の街と同じく人間が住む建物や、店が並び、地下にはモンスターを販売している店が大量にあるらしい。
 どうしても地上でしか育てられないようなモンスターをのぞき、たいていのモンスターが地下にいるとか。
 なぜ地下でモンスターを販売するのか、というと、商品であるモンスターが野生のモンスターに襲われないようにするためらしい。

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