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RAINBOW STORY ? 157 Stray child's Frau

 ランはどないしよ、どないしよ、と頭を抱える。
「落ち着いてよ!一体何があったの?」
 リリスが少し人目を気にしながら、ランの肩に手をおいた。


「う、うちが勝手なことをしたばっかりに・・・・・・」
 ランはそういって、少し間を空けた後、フラウを見失ってしまったことの顛末を話し始めた。


 ランが言うことには、二人で例のネックレスの店でお揃いのものを買った後、ランとフラウはフラウの乗るモンスターを捜すため、移動を開始したらしい。
 すると、偶然通りかかったとある女性がとある魔石のペンダントをしていた。
 その魔石は中に特殊な模様があり、それは異界へとつながる魔石だという。


「何だ?異界へとつながる魔石って?」
 俺は思わずそう質問してしまった後はっとした。
 今はそんなことを気にしている場合じゃない。
 でも、気になる。


 今まで疑問に思ったことはすぐ聞くよう言われてきたからつい聞いてしまった。
 でもリリスは少し不安そうな顔をこちらに向けただけで特に何も言ってこなかった。


「あぁ、異界へとつながる魔石ってのは、召還魔法を覚えるのに使う魔石やね。それは使う人によって呼び出せるモノがちゃうから召還士同士はお互いの魔石を使って新たな魔法を覚えさせてもらうんよ。一回使った魔法はいつでも使えるようになるんや」
 そう言い、ランは話しの続きを話し始める。


 偶然召還士と出会ったランは事情を話し、お互いの魔石を使って召還魔法を修得することにしたらしい。
 それで、相手の女性はこの町に暮らす人だそうで、あまり人のいない、召還魔法を使っても支障のない場所に案内すると言った。 
 そこで、フラウは近くにあった店で待っていてもらうことにし、ランは新しい魔法修得のため、フラウと別れたそうだ。


「そんで、待っといてもらった店に帰ってきたら、フラウの姿がなかったんや!店員の姿もなかったし・・・・・・。どうしたらええんや!」
 ランは軽いパニックに陥っている。
 確かにどうしたらいいいのか俺にもわからない。


「とにかく、フラウと別れた場所にもう一回行ってみない?もしかしたらそこか、例の店で待ってるかもしれない」
 たまたまトイレに行ってただけかもしれないよ?とリリスが言った。
 それでランもどうにか落ち着き始める。 


「せ、せやな。あんまり慌てたもんやからろくに確認せずに店から出てしもうたもん」
 つまりはリリスの言った可能性もあるわけだ。
 丁度タイミング悪く店の中にいなかっただけで、少し時間が違えば、フラウと会えた可能性があったってこと。


「そうと決まれば、早くいこう!フラウの方もどっか行っちまうかもしれねぇし・・・・・・」とランが来た方向に駆け出しかけたとき。


 俺の視線の先になにやら変なモノが見えた。

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