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RAINBOW STORY - 6 Departure -

 買い物っていったら、剣とか、アーマーとか見るんじゃないのか?
 それがなきゃ冒険じゃねぇだろ!


「おいおい! 本当にバカだなオマエは!! どんなにすごいアーマー着ても、腹が減ったら動けないだろ? どんなに強い武器持ってても、暗がりで襲われたらどうにもならない! 大体、剣やアーマーがどれだけ高いと思ってるんだ!」
 ブラストが口から火を吹いた!(ような勢いで怒鳴った)ってかキレた。


「俺たちの持ってる金は、全員分合わせても、3000Gくらいしかない。さっさと首都に行って、何か仕事を見つけねーとやばいんだ。剣なんか買ってみろ、俺たち全員食べ物なくてさよ~なら~だぞ!」
「ま、まぁブラスト、そんなに怒らなくても……ね?」
 怒り心頭のブラストをフラウがなんとかなだめる。


 それにしても3000Gか。
 俺たち子どものお小遣いじゃ、それでも結構な大金だ。


「とにかく、速いとこ出発しねーとな」
 ブラストはなんとか冷静さを取り戻しそう言うと、また観光ガイドに目線を戻した。


 すると家の戸が開く音が。
「ただいま~。あ、フレアやっと起きたか~!」
 あ、リリスが帰ってきた!
 俺は「おぅ」と短く返事を返す。


 リリスの目が赤くなっているところを見ると、泣いていたみたいだ。


「じゃあ、リリス。もういい? 出発できる?」
「うん。大丈夫。フレアも準備できてるんでしょ?」
 心配そうなフラウの言葉に頷くとリリスは俺に腰に手を当てそう聞いてきた。


「おぅ、もっちろん! リュックもほら、そこにあるだろ?」
 俺の座っているいすの横には、パンパンに膨らんだ巨大なリュックが置いてある。
 これがオレの荷物だ。


 フレアは少々おバカさんだけど力だけはある(フラウ談)。
 というわけで俺は荷物持ちに大抜擢された!
 ……嬉しくねぇ。
 他の3人は軽そうな荷物を肩にかけたり腰につけたりしただけだ。


「それじゃ、出発しよう!」
 俺のこの軽くブルーな気持ちを気にもかけず、リリスはそう言うと、床においてあった鞄を肩にかけた。


 こうして俺たち4人は、村と別れて旅に出たんだ。
 今日は湖近くの小屋に行くのが目的。
 これから何が待っているのか分からないけど、すっげぇ楽しみだ!

>7話へ
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