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14?G

 自分の中に突如目覚めた不可思議な力を利用してみたはいいが、本当に声の主と出会うとは思ってもいなかった。

 私の前には3人、いや、一人とニ体と言うべきか?


 ともかく、そのうちの一人、老婆は何か知っているようだし、その横にいる奇妙な生き物は仲間の証であると思われる文様を背中に持っているし、しかももう一体は私の持っているペンダントの中の声が聞こえるという。


「君、このペンダントからの声が聞こえるのかい?」
 なにやら怖い気もするその生物。
 ペンダントの声が分かるらしいその生き物は頭に矢印のような角をはやしているし、口からは牙がのぞき、目は真っ白。
 こんな生き物は見たことがない。
 信頼していいものか。


「ギャギャ!」
 しかもなんて言っているのかさっぱり分からない。
 ギャ、しか喋れないのか。


 しかし頷いているところをみるとどうもペンダントの中の言葉が分かるのは確かなようだ。
 実際ペンダントの声も(そうか!俺たちの声が分かるんだな!)なんていう風に嬉しそうな声を上げている。


「わかった、それじゃ彼らのことは君に任せる」
 私は他人のことを気にかける前に、まず自分の疑問を解決したかった。
 この生物と一緒にいた老婆はもしかしたら私の疑問に答えることができる人物かもしれない。


 私はその生き物の首にペンダントをかけてやった。
 そうしていると、もう一体の奇妙な生き物が近づいてきた。
 表情から察するに敵意はないようだ。


「どうも」と、その生き物は一言しゃべり、ペンダントをかけてやった生き物となにやら話し始める。
 なるほど、声からして男らしい彼は、きちんと人の言葉を話すことができ、なおかつ彼女の言葉も分かるらしい。


 それでは私は心おきなく老婆に話を聞くとしよう。

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