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Another fantasy ? 132 ?

「お、俺のせいで・・・・・・、俺がもっとちゃんとしていればこんな事には・・・・・・」
 ブレイズはそんなことを消え入りそうな声でつぶやく。


「師匠!あの足はどうにかしましたが・・・・・・」
 唐突にマオ君の声がし、前を見れば、ちぎれたオクトの足が落ちていた。
 足の切れ目は黒く変色し、煙が上がっている。


「じゃぁ、オクト本体も倒してくれ!魔王なんだろ?」
 見ればオクトたちと戦っていた人々が恐れ半分、希望半分という顔でマオ君をちらちらと見ていた。
 とにかく、回復要員が到着するまではここを持たせなければ。


「とにかくバリアが到着するまで他の人たちを守ってくれ!」
「しゃーないっすね?」
 マオ君は肩をすくめるように手を持ち上げ、素早く飛んでいった。
 手だけの見た目だから、彼はモンスターのように見えるけど、さっきの活躍を見ていたら敵だと誤解されることはないだろう。
 彼の力ならオクトと余裕で張り合えるはずだ。
 どうか人々を守ってやってくれ。


「ブレイズ!しっかり!」
 僕はブレイズとキトンのことに集中することにした。
 まずは彼らの怪我の様子を見なければ。
 ブレイズは腕や足が血で汚れている。
 でも胴体には怪我らしきものは見えない。
 命に別状はないようだ。
 とりあえず彼に関しては安心だろう。


 問題はキトンだ。
 さっきからぴくりとも動かない。
 足の変なところが曲がっているところを見ると、骨を折っているようだ。
 僕は彼女の手を取り、脈を計る。
 僕はこう言うことをやったことがないから知識はあまりないが、何とか脈があることを確認できた。


「大丈夫、キトンは大丈夫だから」
 ちゃんと生きているんだ。
 バリアさえ駆けつけてくれればすぐによくなる。


 僕もちゃんと魔法が使えればいいのだけれど、僕はバリアなしでは強力な魔法の使い方がわからなかった。
 僕は今までちゃんと魔法を学んでこなかったことを心の底から後悔したが、今は落ち込んでいる場合ではない。
 とにかくブレイズを元気づけなければ。
 このままでは彼は壊れてしまいそうだ。

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