スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

22?Y

(おいおい、おまえだけずりーぜ。俺だって外にでてぇんだよ!)
(しかしおまえが出たら私たちの状況を的確に伝えることができるか?)
(・・・・・・むぅ・・・・・・)


 ペンダントは奇妙な生き物の胸元で揺れている。
 どうもこの生き物はペンダントの中の人々に体を貸すことができるらしい。
 なので彼らは彼女の元で落ち着いている。


(しかし僕らも早いところ出たいな?)
(でも私たちが出てきたら向こうも混乱するんじゃない?)
(様子、見て、出る)
(そうだな。この新しく選ばれたらしい勇者の面々の様子を見て、順次他のメンバーが出ていけばいい)


「ギャ?」
 ペンダントの中の声たちが騒がしく話しているところに、奇妙な声が聞こえた。
 彼らのはいった首飾りをかけている生き物が話しかけたのだ。


(ん?勇者とは何かって?)
 どうもその生き物は彼らが話していた勇者について聞いたようだ。
 このギャ、としか話せない生き物が言いたいこともペンダントの中の声たちは理解できるらしい。


(私たちは選ばれたんだ。奇妙な生き物に)
(なんかぽよぽよしたゼリーみたいな奴でさ)
「ギャ!」
 どうもこの生き物もその奇妙な生き物をみたことがあるらしい。
 目を見開いた。


(そうか、やはりこの状況を鑑みるに君たちは私たちの後に選ばれた勇者なんだろう)
(私たちが罠にはめられたってことは敵はまだまだ生き残ってたってわけだしね)
(だから、新しい、勇者、選ばれた)
(その中に?、僕らもいるってわけかい?)


「ギャギャ!」
(ん?俺たちはいったいなにやってたのかって?)
(そりゃぁ、いろんな魔物と戦ったのよ)
(最後は諸悪の根元だと思われていたものを倒したんだけどね。そいつだけじゃなかったみたい)
(ともかく?、これからはまず?、戦う力を付けないとね?)


 ネックレスの声達がそう話をしているときだ。
 彼らの前に三つの影が現れた。

スポンサーサイト

コメントの投稿

非公開コメント

プロフィール

yamattulann

Author:yamattulann
FC2ブログへようこそ!

最新記事
最新コメント
最新トラックバック
月別アーカイブ
カテゴリ
検索フォーム
RSSリンクの表示
リンク
ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

QRコード
QR
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。