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25?V

 一行は町へ向かって歩きだしたのだが、いかんせん老婆の足が遅かった。
 そこで誰かが老婆を負ぶって歩こうという話になり、最初はピンクの髪をした青年が背負おうとしたのだが、力つきてしまい、最終的に黒猫のような少年が老婆を背に負っている。
 どうも少年は特殊な種族のため、普通の人間より力が強いようだ。


 おかげで、日は暮れてきたものの予想より幾分か早く町まで到着し、仲間が見守る中、紫色の光を杖に宿した老婆はいとも簡単に扉を開けてしまった。 
 こうして彼らは今黒猫のような少年の家へと向かっているのだ。


 町の中は近代的な作りで、遠くにはとても高い銀に光るビルがそびえ、さらにそれより高い塀の端が視界にのぞく。
 今一行が歩いている周辺は町の端で、塀に近いこともあり倉庫など人の住んでいない建物が多く見える。


 その一帯を抜けると住宅地があり、その中に少年の家があるらしい。
 倉庫は金属でできたようなものから木造、石造、新しいものから古いもの、いろいろな種類があり、そこには企業名らしきロゴが張ってあるものもある。
 人気の少ない閑散とした道を通り、しばし歩くと住宅地へと出る。
 家々はかわいらしいものやしゃれたもの、デザインを重視されたものが多い。 
 暖かい色合いの家からは薄く光が漏れ、中には人がいるようだ。


 そんな家々の間を抜け、いくつか角も曲がり、迷いそうな道を通りようやくたどり着いた先に少年の家はあった。

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