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26?P

「お邪魔しまーす」
 黒猫少年に案内され、部屋の中にはいる。
「とりあえずテレビの部屋にでも行こうよ」
 少年は全員引き連れ、簾をくぐりキッチンらしき部屋を抜け、たどり着いたのが絨毯の敷かれた居間のような部屋。
 部屋には大きめのテレビがおいてあり、その横には見たこともない機械が三台おいてある。
 どうもテレビゲームみたいに見えるな、アレ。
 この世界にもゲームはあるのか?
 妙な形のコントローラーも見えるし。


「とりあえず座って」
 俺達はどこに座るべきか迷った後、円になって座った。
 少年は少し待ってて、と別の部屋に入っていった。


 気まずい沈黙が流れる。
 なんか話しづらい空気だな。   
 というかこの中に話できそうなやついねーし。
 変な女の人に、目つきの悪い姉さん、不気味なばあさんに、妙な白い生き物が二体。
 さっき微妙に話したところを見ると、奇妙な生き物のうち、一人が首にかけてるネックレスも仲間の一人らしい。
 特に話すこともないし、これからのことを話すなら全員そろってからの方がいいだろうし、ということで俺は黙って周りの音を聞いていた。
 するとかすかにさっきの少年の声が聞こえてきた。


「・・・・・・今、友達がきてるんだ。ちょっと話してるからこっちに来ないようにね」
「えー、私だってそっちに行く用ができるかもしれないでしょ?」
「大丈夫、すぐ済むから。今回はゲームもしないし」
「ほんと仕方ないねー。早くしなよ?」
「はーい!」
 そこで会話は途切れた。


 どうも会話の相手は女の子らしい、そんな声だ。
 話の調子からすると、少年の姉ちゃん、っていったところか?


「お待たせ・・・・・・しました」
 部屋から出てきた少年は場の空気を見てか、敬語モードに切り替えた。
 俺の横に恐々座る。
 すぐには誰も話し始めず、会話をどうやって始めるべきか本格的に悩み始めようとしたとき、フードをかぶった怪しげなばあさんが口を開いた。


「とりあえず、自己紹介といこうじゃないかい」

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