スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

RAINBOW STORY ? 169 Appearance of magic square

 私はほんの少しの間攻撃をやめ、バッチをファイルから取り出した。

 攻撃を再開しながらちらりと見たそのバッチは、握り拳が描かれたもので、その拳は紫色の線で縁取られている。

 私はそんな新たなバッチを握りしめ、その拳を突き出した。



 するとその突き出した勢いで、紫色の光が飛んでいったじゃないか。

 しかもその光、かなり大きい。



 それがぶつかった悪魔は大きく吹き飛ばされた。

 もしかしたらこれを使えばあっという間に、悪魔たちを蹴散らすことができるんじゃないか?



 私は新しいバッチを握った方の手を大きく横に振った。

 すると、手の形をした光が悪魔たちをなぎ払う!

 手を振りおろせば、光も同じように動き、大量の悪魔が地面へと落ちた。



「これだ!」

 進路が開けた!

 私は立ちふさがる悪魔たちを左右へ押し退ける。



「音操!人がいる方に行くよ!」

 私は声を張り上げ、悪魔を張り飛ばしながら走る。



 前方から爆発音がした。

 やはりこの先に誰かいるんだ!



 そんなとき、頭上でバリバリという大きな音がした。

 見ると、丁度私たちの頭上に、空にあいた例の穴があり、その上に巨大な円が浮かんでいる。

 円の中には不思議な文様や文字が書き込まれていて、魔法陣のようだ。



「ほぉおぉぉ!」

 音操が見とれて、そんな声を上げた。

 足の動きが少し緩くなっている。

 私はその魔法陣に危険を感じた。



 少しためらったけれど、音操の手をつかむ。   

「ひゃ!」

 音操が何か変な声を出したが、気にしない。

 変な声を出したいのはこっちだ!



 私は全速力でかけだした。

 大通りが目の前に迫ったとき、背後で閃光が走った。

 さっきよりずっと大きいバリバリという、電気の走る音がする。



「うあ!やばい!」

 私の少し後ろで音操が叫んだ。

 そんなもの、音を聞けば分かる!



 私は大通りに滑り込み、後ろを振り返ると、後方では、空高く浮かんだ魔法陣から発せられる稲妻により、続々と悪魔が絡めとられていた。 

 あのまま、ぼんやりしていたら私たちもあの悪魔達のように消されていたかもしれない。 



 しかし、ここで一つ気づいたことがある。

 この近くに魔法を使えるものがいる、ということだ。

 私たち二人を狙っているのなら話は別だが、そんなことはまずないだろう。

 きっとあの魔法は悪魔達を一掃するためのものだ。

スポンサーサイト

コメントの投稿

非公開コメント

プロフィール

yamattulann

Author:yamattulann
FC2ブログへようこそ!

最新記事
最新コメント
最新トラックバック
月別アーカイブ
カテゴリ
検索フォーム
RSSリンクの表示
リンク
ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

QRコード
QR
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。