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RAINBOW STORY - 8 Spirits of the dead of plant -

「草花のことなら草花に聞けばいい! ソウ! 出てきて!」
 そうか!
 その手があったか!


 「ソウ」っていうのは草花の精霊で、風の精霊フウと同じくらいの小さな女の子のような見た目をしている。
 草花の精霊というだけあって、葉っぱみたいなベストに、花みたいなミニスカートを穿いていて、なんとも草花の精霊らしい出で立ちだ。
 ピンクの長い髪を二つくくりにして、髪飾りにも花がついている。


 フラウの呼びかけに応えて、ピンクの光がフラウの前に降り、人の形に変わった。
「なぁに~? 今お昼寝してたのにぃ~……! なにコレ!」
 大きなあくびをして何度か目を瞬くと、ソウはようやく周りの状況に気づいた


「ソウ! この木どうなってんだよ! のん気に昼寝なんかしてる場合じゃねーぞっ!」
 俺はソウに向かって怒鳴った。


 周りの木は地面から根っこを引き出し、ゆっくりと近づいてきている。
 ホラーだぁぁ!
 すげぇ怖い。


「えっとえっと……。操られてる! この木達は何かに操られてるんだ!」
 操るぅ?!
 木を?
 そんなことができるのか?


「うわっ! 見てよ! あの木! 気持ち悪い……!」
 リリスが目の前の木を指差す。


 見るとなんと!
 木に目がついていた!
 ひぇぇ!
 さらに木からツルが伸び、花が咲く!
 花?!
 その花にはなんとなんと口が!
 キバが!!
 ホラーだ!
 アンデット並みにこえぇ!


「くっそ! フレア! 戦うぞっ!」
 ブラストが怒鳴り、弓矢を木に向かって放った。
 緑色の気色悪い液体が散る。


 オレも仕方なく切りかかった。
 思ったより木は柔らかく、まるで腐っているみたいだ。
 うぇぇ、顔に緑のがついた……!
 気持ち悪い!


「ソウ、操るって誰が?」
 フラウがソウに向かって聞いた。
 この木が操られてるんなら操ってるヤツを何とかしねーとやばそうだ!


「えっとぉ……。湖だ! 湖の近くに強力な魔力の渦を感じるよ!」
 ソウが緊迫した表情を浮かべる。


「それなら早く湖に行こうぜ! こいつら切っても切ってもきりがねぇ!」
 一体切ったらまた一体、いくらでも出てくる!
 ブラストの方も矢が少なくなってきているようだ!


「走るぞ!」
 ブラストが合図をし、道を塞いでいたやつを倒した。
 すぐ他のヤツが道を塞ごうとするがオレが力一杯叩き切る。


 木は追いかけようとするが、根っこが絡まり、元からスピードが遅いのも手伝って追いかけてこなくなった。

>9話へ
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