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BLACK BIRDへご案内

 小説移行第2作目は「BLACK BIRD」という話です。
 どうやら同じタイトルの漫画か何かがあるようですが、それとはまったく関係ありません。
 そして、この話は一番面白いのではないかと思われますが、今はいろんな事情により更新が止まっています。

 
  とりあえず1章は全て移行完了したので、1章だけでも見ていってください。
 かなり気になるところで終わってますが、更新するのはずっと先ということで。
 とりあえずあらすじを紹介しておきましょう。


 極普通の女子中学生「黒鳥 飛鳥(クロトリ アスカ)」はファンタジーの世界に憧れ小説を書こうとする。
 だが結局うまく書けず次の日学校で親友と、小説ってうまく書けないね?、なんていう話をしていたところで、急に鳴るはずの無いチャイムが鳴り出し、クラスメイト達が倒れていってしまう。
 そしてアスカも例外ではなく倒れてしまい、目が覚めた場所は自分がいるはずのない森に囲まれた草原の上だった。

 
 さわりはこんな感じです。
 いろんな要素を絡めようとか、伏線引きまくろうとかいろんな思惑がありますが、うまくできているかは不明です。
 とりあえず面白いと思うので見てってくださいよ?。

 そしてキャラ紹介ページと設定画ページ作りました。

 ↓からどうぞ。

 BLACKBIRD キャラ紹介

 BLACKBIRD ラフ画紹介


 「第1章」

 1話


 2話


 3話


 4話

 

 5話


 6話


 7話


 8話


 9話


 10話


 11話


 12話


 13話


 14話


 15話


 16話


 17話


 18話


 19話


 20話


 21話


 22話


 23話

 

 24話


 25話


 最終話


 「第2章」


 1話


 2話


 3話


 4話


 5話


 6話

 ご意見、ご感想はコメントにて受け付けています。
 まぁコメントじゃなくても伝わればいいですけどね。

BLACK BIRD 第2章 ?1?

 目を開けるとそこには明かりの消えた蛍光灯の付いたコンクリート造りの天井があった。


 頭の中がかなりぼんやりとしている。
 横たわる体の下にあるのは固い地面。


 何でこんな床で寝ているんだろう?
 ここは布団の上じゃない。
 自分の家ですらない。
 ふかふかとした草むらの上でもない。


 ここは私が通っている学校だ。


 そこまで考えて私は全てを思いだした。


 頭の中でさっきまで自分見ていたものが一瞬で思い出され、それに関連して、普段の暮らしでは到底体験できなかった経験の数々が頭の中をかけめぐる。
 これが走馬燈というものなのかな。


 私はむくりと起きあがった。  
 見ると私から少し離れたところに、今までずっと一緒に過ごしていたクラスメイトたちの姿が。


 双子女の子、夢中 悠(ゆう)、無兎(むう)は私の親友。
 今は仰向けに倒れていて、静かな寝息をたてている。
 そしてその二人からもう少し離れたところには海谷(かいたに)龍の姿が。
 彼もまだ意識は回復していないようだった。


 そして私は目を瞬き、自分の服装を見た。
 私の頬を汗が伝う。
 私の服装は元に戻ってなどいなかった。


 :


 私、黒鳥 飛鳥(くろとり あすか)は数週間前、この教室にいたところ、不意に鳴り出した謎のチャイムの音により、いや、もしかしたら原因は音ではなくて別のものだったかもしれないけど、私は気を失い、気づけば異界の地へやってきていた。
 その世界にはモンスターが存在し、魔法の力があり、機械も発達していて、まるでゲームの中の世界のようだった。


 そしてその世界で私は親友の零亜(れいあ)にあった。
 中西 零亜、彼女は私が学校で倒れてしまったときそばにいて、不可解な表情をしていた。 
 私が意識を失う直前、彼女は笑っていたのだ。


 しかし彼女に会う度、私は最終的に気絶してしまっている。
 情けないことだが、本当に私はあの世界で零亜と会っていたのか判然としない。
 しかし、彼女が何かを知っているであろう事ははっきりしている。
 とにかく彼女を捜さないことには話にならないだろう。


 :


 教室の窓から見た外はどんよりと曇っていて、今にも雨が降り出しそうな雰囲気だった。
 外には急ぎ足で歩み去っていくスーツ姿の男の人や、柄物の傘を差したおばさんが学校の前を通り過ぎていった。


 窓にもたれ、教室の中をゆっくりと見てみたけれど、私を含んだ4人の生徒以外人っ子一人いない。
 普段は騒がしい学校内もしんと静まり返っていた。
 人の気配がしない。


 最初目を覚ました時は、どこにも移動していないような気さえした。
 だって私たちは異界にいた間もこの学校そっくりの建物で生活していたのだから。
 でも外の景色や車の音でここは元の世界なのだと分かった。


 それにしても、他の生徒や、先生たちは一体どこに消えてしまったんだろう?
 気がかりなことはいくらでもあった。


 そしてその気がかりな事のうちに服装の問題がある。
 私が異界へと飛ばされる前は、この世界にふさわしい、極ありきたりな格好をしていた。
 それが今は向こうに行ったときに変わってしまった不可思議な服装のままでいる。
 これは一体どういう事なんだろう?


 この世界で過ごすのに全く必要のない武器までもそのままで、腰に巻かれたベルトにナイフは変わらず残っている。
 この格好で外に出たらかなり目立つし、恥ずかしい。
 それにこんなナイフなんてぶら下げていたら警察に連れて行かれてしまうだろう。


 とにかく、みんなを起こして、相談し合った方がいい。
 もう十分一人で考え込む時間はとったし。
 そう考え、私はみんなを起こしにかかった。


RAINBOW STORY - 101 Return -

「フ……フレア?」
 リリスがポツリとつぶやいた。
 振り返ると目に大粒の涙をためたリリスの顔。


「あ……私の、せいで……」
 私がフレアたちを無理に押しのけたりしなかったら……、ちゃんとポヨの言うことを聞いていれば、フレアたちがどこかに飛ばされることもなかったのに。
 私は罪悪感から思わず泣きそうになった。



「う、フレ……」



「うあっ?!」


 リリスがうつむいて顔を覆ったときだった。

 私の後ろから聞きなれた声がしたのだ!
 


 振り返るとそこにはフレアとレイさんが立っている!
 私は驚いて目を見張った。 

 二人が姿を消してまだ一分と経っていないんだもの。


「あ!!」
 リリスは涙を急いで隠し、今度はブラストさんが声を上げた。
「フレア! お前、もう帰ってきたのか!」
 ブラストさんは思わずそう言ってしまったようで、なんとも間の抜けた表情をしている。
 同じく私も開いた口がふさがらなかった。
 思案に暮れる時間もなく、彼らは帰ってきたのだから。
 


 そしてブラストさんの反応を見たフレアはというと少しムッとした表情を浮かべた。
「ブラスト、お前ってヤツは! 少しは心配してるだろうと思ってたってのに! こっちは魔王一味に襲われたりなんかしてて大変だったんだからな!!」
 フレアはそう言うとブラストさんの顔に人差し指を突きつける。
「いや、心配する時間も……なかったもんで」
 顔の高さまで両手を上げると、ブラストさんは少し嬉しそうな顔で言った。


「ったく、ほんと大変だったんだからな! なぁ、レイさん!」
「……うん」

「ほんとほんと。大変だったぁ~」

 レイさんがうなずくと同時に、子供っぽい声が聞こえた。
 わたしたちの間に静かな間が空く。

気づけばさっきまで何もいなかったレイさんの隣に、緑色のポヨポヨしたやつが浮かんでいた。

「あ、また出た! こいつは一体! もしや、新種のモンスター!?」
 それを見てブランが一人ノートを取り出し、ものすごい勢いで何かを描き始めたけど、それ以外は全員固まってしまっている。

「お、おまえ……よくも!」
 最初に硬直状態が解けたのはフレアだった。

 フレアはすぐにでも殴りかかりそうな勢いでポヨの元へと踏み込むけど……
「あ! 魔王!」というポヨの言葉に思わずよそ見してしまう。
 そして、よそ見してしまったのはフレアだけでなかった。

 相変わらず何やら書いているブラン以外は、全員つられてあらぬ方向を見てしまう。

「ちゃーんす!」
 ポヨの声が聞こえ我に帰ったときにはもう遅い。

 既に私の足元には魔方陣ができあがっている。

「あ……」
 逃げる間も、別れを告げる間もなく、私は光に飲み込まれた。


>102話へ

BLACK BIRD 第1章 -最終話-

 あれから2週間の時が流れた。


 私たちはここでの生活にすっかり慣れ、この世界のモンスターや植物についてや、簡単な地理と歴史についてなど様々なことを学んだ。


 特に料理の腕は全員格段に上がり、食料さえあれば自分達でも料理することができた。
 といっても自分で料理するのはふよさんがいない時だけで、ほとんどの食事はふよさんが用意してくれている。


 それから腕が上がったといえば、戦う腕。
 私は魔法にも慣れることができたし、杖を使った戦い方も学んだ。
 それに今まで手をつけていなかった短剣も使いこなせるようになってきたところ。


 さらに、EBで音楽を聴きながら戦う練習をすると、格段に学習能力や身体能力が上がり、私はこれで一番腕が悪いなどと落ち込むこともなくなった。


 そして今、そろそろ学校の外に出てもいいかと、昼食を食べ終えみんなで話をしているところだ。


「いやぁ、早く外の世界を見てみたいっす。兄貴もそう思うっすよね?」
「あぁ、そうだな。」
 海谷とシドラがそう話している。
 こうしてみれば2週間の間にずいぶんみんな打ち解けたよね。


「そうだね。もう少しであなた達は独立できると思う。そうしたらあなたたちは世界を旅しながら仲間を探す。そしてこの世界を狂わせているものを探してほしい。それができれば、あなた達はいなくなった人全員そろってもとの世界に帰ることができるようになる。」
「それじゃあ私たちが元の世界に帰ることができるのはずっとずっと先の話なんだ・・・。」
 ふよさんの言葉にむうは軽くため息をついた。
 まぁ仕方ない、そういう約束だから。
 私たちがふよさんに協力し、問題を解決したら元の世界に帰れるって言う話だもんね。


「そうだな・・・。」
 そう言ってうなずいたふよさん。
 だが次の瞬間
「・・・ッ!!」
 いきなりふよさんが変な声を出した。
 その眼は見開かれている。


「ど、どうしたの?!」
 私たちはあわててふよさんの顔を覗き込む。


「私ハ・・・大丈夫・・・ダ。」
 なんだかふよさんの声の調子がおかしい。
 みんなの顔が不安に染まる。


「ミンナ・・・事情ガデキタ・・・。私ハコレ以上・・・イラレナイ。」
「な?なんでっ?!」
 むうや悠ちゃんがそう聞いた。
 ふよさんはそれには答えずゆっくりと立ち上がると、フラフラと私たちから離れる。


「コレカラ・・・キミ達ハ・・・帰ルンダ。イツカ・・・キット・・・キミ達ハ・・・ココニ・・・戻ッテクルコトニ・・・ナル。」
「ま、待ってよ!ふよさん!!」
 私がそう声をかけ、ふよさんに駆け寄ろうとしたが体がまったくいうことを聞かず、動けない。
 他のみんなも動くことができないようだ。


 帰るってまさか、元の世界へってこと?
 帰りたくないわけじゃない、でも別れの言葉もなしにそんないきなり!!


 こうして動けずにいる間に私たちの足元には白く光る円が現れ、なにか模様や文字のようなものも現れ始めた。
 これはもしかして、魔法陣?!


「キミ達ヲ・・・呼ビ戻スノハ・・・私ノ・・・仲間カモ・・・知レナイシ・・・違ウカモ・・・知レナイ・・・。デモ・・・次・・・戻ッテ・・・キタ・・・トキ・・・ハ・・・・セカ・・・イ・・・ヲ・・・。」
 ふよさんがそう言った後、私たちは何も見えなくなった。

                  :


「ここまで来るのに苦労したよ。ピンク玉。」
 黒一色の空間に切れ目のように入った白い空間。
 その狭間に現れた影が言った。
 その声は女。
 そして手には大きな剣が握られている。


「・・・そのときが・・・もう来たのね。」
 暗闇の中からそう声がした。
 白い空間から入る淡い光に照らされ、言葉を発したそれはピンクに光る。


 そいつの後ろにはゆがみ、消えかかった空間の裂け目のようなものが見え、そこから見えるのは学校の家庭科室だ。
 その床にはふよと呼ばれた人形が横たわっていた。


「私が二人目になるなんて・・・ね。」
 そうつぶやくピンク色のものの前に剣を握った影が近づいていく。
 そして、剣は振り下ろされた。

BLACK BIRD 第1章 -25-

 というわけで、私は話を聞いた後、私の機械・・・EBについての説明を受けた。


 その説明によると、私の機械は音楽再生機能がむうや悠ちゃんがフールっていう兄さんや、カーバンクルを呼び出したような不思議な力を秘めているらしい。
 といっても音楽を聴けば誰か現れるというわけではなく、自分の力を強化できるのではないか、という話だ。
 つまり音楽を聴きながら何かすれば普段以上の力を発揮できるというわけらしい。


 そういえばこの間音楽を聴きながら日記を書いたらいつもより早く書けたし、キレイにまとめられた。
 今度機会があればその機能を試してみよう。


 それから他にも電子辞書とか、電卓とか携帯に入ってそうな感じの機能は一通り使えるようでもあった。


 そして、私が悩むべきはお姫様抱っこを見られたことではなく、黒いお兄さんの名前だ。
 結局私が名前をつけてあげないといけないことになってしまったから。


 なんという名前がいいだろう?
 確か私の情報から生まれたんだよね?
 もうこの際シンプルで覚えやすい名前がいい。
 ありきたりでもいいだろう。
 文句言うならあんたがつけろって話。


 よし、じゃあ私の名前を英語にしてブラックバード!
 ・・・でもなんかブラックバードってヒビキがなぁ。


 じゃぁ、ブラックフライで!
 ・・・ダサい。


 じゃぁもうシンプルに黒=コクでいいじゃん。
 コク、でいこう。
 覚えやすいし。


 私は、考えを無理やりまとめると、温泉から上がった。


                  :


「ねぇ、コク。あの向こうに塔ってあった?」
 私は風呂から上がり、夕ご飯を終えた寝る前の時間に屋上へ上がった。
 コクという名前は案外すんなりと受け入れてもらえ、今はそれで定着している。


 そして私は遠くを見ながら機械に戻ったコクにそう質問した。
「ん?あったって言うより、今もあるだろう?」
 コクはそんな返事をすると機械から出てきた。
 私はそのときの光に少し眼をくらませながらも、首を振る。


「・・・ない?なぜだ・・・?・・・理由はわからないが・・・。なるほど、そういうことか。」
 コクは遠くを見ながらブツブツとそうつぶやく。
「なるほどって何が?というより向こうに塔があったのって事実なんだ・・・。」


「あぁ、あの山の向こうに巨大な塔と機械都市があったのは間違いない。だがここから塔が見えないということは何かあったんだろう。あの塔はいつでも明かりがついているはずだ。」
 コクはそう言った。


 私はレイアが壊したかもしれないことを伝えようかとも思ったが、やめた。
 レイアについてもコクたちに説明したが、何がしたいのかわからないと首をかしげるばかりだったからだ。
 それにもしかしたら塔は崩れたのではなく、今はただ明かりを消しているだけかもしれない。
 理由はわからないけど。


「それから、なるほど、と言ったのは、私が生まれるのが遅くなったことについてだ。」
 そういえば確かに最初話を聞いたとき、生まれるのが遅くなったってなんだかよく分からないことを言ってたっけ。
 あの時は聞きたい事が多すぎたし、話の内容を理解するのに忙しくてすっかり忘れてたけど、思い出すとどういう意味か気になる。


「私たちは、EBに登録されたデータを近くにある機械都市へと飛ばし、分析された結果生まれるんだ。それでここから一番近い都市はあの塔がある都市。だがそこには連絡がつかなかった。だからわざわざ遠い街までデータのやり取りをしていたから誕生が遅くなったというわけだ。」
 なるほど、それで私は納得がいった。


「さぁ。話はこれくらいにして。今日は疲れたんじゃないか?もう寝たほうがいいだろう?明日もいろいろと学ぶことがあるぞ。」
 私はそんな彼の言葉に素直にうなずくときびすを返した。
 彼はそれを見て機械へと戻る。
 そしてその日は幕を閉じた。
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